- 2021.09.08 Wed 19:17
若松英輔先生の著書がこの秋に続々と発売! 中島岳志先生との共著も
・『死者と霊性 ──近代を問い直す』946円(税込)
末木文美士編(末木文美士、中島隆博、若松英輔、安藤礼二、中島岳志による白熱の討議)
2021年8月20日発売 岩波書店
岩波書店 岩波新書 新刊紹介ページ
https://www.iwanami.co.jp/book/b587793.html
原発事故とコロナ禍は、否応なく見えざるものの力を思い知らしめた。見えざるものである死者たちと私たちの関係にも、いま新たな変化が生じている。末木文美士、中島隆博、若松英輔、安藤礼二、中島岳志、眼に見えない領域をめぐって独自の思索を続けてきた五名が、死者と霊性をキーワードに、来るべき時代について討議する。(岩波書店HPより引用)
・『沈黙のちから』1,430円(税込)
若松英輔著
2021年9月1日発売 亜紀書房
亜紀書房 もうすぐ出る本 紹介ページ
https://www.akishobo.com/book/detail.html?id=1029&st=4
言葉にならないものを「心の耳」で聴くために
いくら華麗な言葉を並べても、本当のおもいが伝わるとは限らない。
うまく語ってはならない。
文字にならない、消えない熱を伝えなければならない。
──詩を書くこと、耳を傾けること、祈ること。
自らの体験に照らしつつ、言葉の向こう側に広がる沈黙の意味に迫るエッセイ集。
かつてないほど言葉が軽んじられる時代に、批評家が問う「沈黙の秘義」。
(亜紀書房HPより引用)
・『日本人にとってキリスト教とは何か 遠藤周作『深い河』から考える』880円(税抜)
若松英輔 著・文
2021年9月10日発売 NHK出版
PR TIMES 株式会社NHK出版 プレスリリース
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000370.000018219.html
批評家、随筆家、そしてNHK「100分de名著」で最多の指南役を務める若松英輔氏。
この度発売の「日本人にとってキリスト教とは何か〜遠藤周作『深い河』から考える」は、若松氏自身との共通点も多いキリスト教文学の大家の作品から、「日本人とキリスト教」を考察する意欲作です。
本書の軸になるのは、遠藤最後の長編『深い河(ディープ・リバー)』。著者の若松氏はこの作品を、「『遠藤周作一巻全集』と呼ぶべきもので、遠藤の問いがすべて凝縮されている重要作」と語ります。
神、信仰、苦しみ、愛、死について……。それら一つ一つを章タイトルに据え、登場人物の言動を丹念に追いながら、そこに『沈黙』や他作品を補助線として用いることで、遠藤や著者自身はもちろん、多くの日本人キリスト教者が追求した大テーマ「日本的霊性とキリスト教の共鳴」を可能にします。(PR TIMES HPより引用)
この記事に登場するメンバー:
若松英輔先生
中島岳志先生