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    • 2024.03.15 Fri 16:57

    八丈島で「利他」を考えるイベントRe:Tabi Fesに伊藤亜紗センター長が登壇

    八丈島とセンターとのつながりをつくるきっかけとなった、チーズ職人の魚谷孝之さんのリタビプロジェクト主催のリタビフェスが2日間にわたって八丈島で開催されます。2024年3月2、3日に開催された利他学会議Vol.4にゲストとして登壇してくれた魚谷さんのイベントに、今度は伊藤亜紗センター長が登壇。「伊藤先生ワーク」として、「漏れる利他」「ぼけと利他」について両日ディスカッションが行われます。

    2024年3月16日(土)、17日(日)
    リタビフェス(Re:Tabi Festa)2024
    場所:末吉小学校
    時間:11:00-17:00
    コンテンツ:
     伊藤先生ワーク
      3月16日(土)11:00-12:30「漏れる利他」
      3月17日(日)11:00-12:30「ぼけと利他」
     ジュンノス氏ワーク
      3月16日(土)・17日(日)13:50-15:20 みんなで歌をつくってみよう
     ひげ隊長ワーク
      3月16日(土)15:30-17:00 ピークを目指さない山登り
      3月17日(日)10:00-13:30 八丈富士登山
      ※親子で参加可能(お弁当持参)
      ※八丈富士登山は事前申込制です。お問合せ先まで。
    お問合せ:milkplant@me.com

    <リタビフェスチラシより>
    ▶︎Re:Tabiとは
    リタビ(Re:Tabi)という造語は言葉遊びから生まれました。
    コロナ禍、zoom飲み会のようなものが流行り、人と人とのコミュニケーションの形が変わっていきました。外に出ることさえも自粛されました。そんな時間が経つにつれて、コロナ禍前に普通に出来ていたリアルで会うことや、効率的ではない無駄なことの重要性に気付いた人は多いのではないでしょうか?

    よく、「人生は旅だ」と言います。コロナ禍を経験し、もう一度、旅(人生)を定義しようと思い、Re:旅(りたび)というワードが浮かびました。

    また、言葉の中にある音の「りた」を利他に変換して「利他の旅」という大枠が生まれました。そんな言葉遊びから生まれてきたリタビという造語が、八丈島の流人文化や情け島と呼ばれる所以などを理解する触媒として働き、そこで得た何かが旅に彩を加え、その色は旅を終えた日常生活の中でも栞のような存在になってくれるのではと考えています。

    ▶︎Re:Tabi Fesとは
    さまざまなジャンルで活躍されている方をゲストに招き、その方々から見える「利他」をディスカッションやワークショップ、フィールドワークなどを通じて身近に考えてもらい、その結果、何かのヒントやきっかけになればという思いから生まれた特別なイベントです。


    また、このリタビフェスの期間中に、利他学会議Vol.4の会場作りから電波にのってみなさんのもとに届くまでを一手に引き受けてくれた八丈島の配信チーム「八映団」主催の音楽イベントが、八丈島唯一のライブ会場POT HALLで開催されます。八映団が長い時間をかけてつくった八丈島のMV「八丈島DUB」の完成披露を兼ねたライブイベントです。八丈島在住の方々100人が登場するこのMVには、八丈島で力強く生きる人々や植物が惜しむことなく詰め込まれています。また、ライブパートには先日の利他学会議Vol.4の第一日目セッション1で登壇してくれた八丈島高校1年の山下木苺さんも登場します。

    2024年3月16日(土)
    MV「八丈島DUB」完成披露!八丈島Chill音楽祭
    場所:POT HALL
    時間:open 17:00/close 22:00
    出演:アビ、DJ.KAZU、雨森バンド、垂土オセアナス、Funny Gum、SAKI
    Special Guest:junnos、CHOPSTICK、ANSA、篠原モータース

    この記事に登場する新旧メンバー:
    伊藤亜紗教授