- 2024.02.07 Wed 16:46
川名晋史教授が新著『在日米軍基地─米軍と国連軍、「2つの顔」の80年史』を出版
長きに渡る研究の成果が琉球新報でさまざまな記事とともに取り上げられ、注目を集めている川名晋史教授による新著が出版されました。こちらで明らかになった史実について、琉球新報では2月から全5回の連載企画「沖縄の国連軍基地─基地固定化の源流」が始まっています。
『在日米軍基地─米軍と国連軍、「2つの顔」の80年史』
1,210円(税込)
川名晋史著
2024年1月22日発売 中公新書
https://www.chuko.co.jp/shinsho/2024/01/102789.html
<中央公論新社ウェブサイトより>
世界で最も多くの米軍基地を抱え、米兵が駐留する日本。米軍のみならず、終戦後一貫して友軍の「国連軍」も駐留する。なぜ、いつから基地大国になったのか。米軍の裏の顔である国連軍とは。本書は新発見の史料をふまえ、占領期から朝鮮戦争、安保改定、沖縄返還、冷戦終結、現代の普天間移設問題まで、基地と日米関係の軌跡を追う。「日本は基地を提供し、米国は防衛する」という通説を覆し、得意な実態を解明。戦後史を描き直す。
この記事に登場するメンバー:
川名晋史教授