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    • 2024.03.15 Fri 16:48

    未来の人類研究センターの「利他」が詰まった『RITA MAGAZINE』ついに発刊

    2020年2月の発足以来、センターがその活動の中心に置いてきた「利他」プロジェクトをともに耕し、議論する場所をつくってきてくれたミシマ社から、この度、特に最初の2年間に論じられてきたセンターにおける「利他」が詰まった『RITA MAGAZINE』が発刊されました。センター長の伊藤亜紗教授、初代利他プロジェクトリーダーの中島岳志教授、2代目利他プロジェクトリーダーの北村匡平准教授をはじめ、2020年2月~2022年3月の在籍メンバーを中心として、この期間に起こった利他学会議Vol.1、2のゲストとのディスカッションや、ミシマ社MS Live!での対談および鼎談、書き下ろしの論考などが収録されています。コロナウイルスの出現とともに「利他」という言葉が注目され始め、そのイメージや解釈がさまざまに広がっていくなか、未来の人類研究センターで醸造されてきた「利他」をいろんな角度から見て知って考えてもらえる本です。

    『RITA MAGAZINE─テクノロジーに利他はあるのか』2,400円(税別)
    未来の人類研究センター編
    2024年2月22日発売 ミシマ社
    伊藤亜紗、中島岳志、北村匡平、さえ、砂連尾理、三宅美博、三宅陽一郎、稲谷龍彦、藤原辰史、真田純子、塚本由晴、ドミニク・チェン、山本真也、小林せかい、磯﨑憲一郎、木内久美子、國分功一郎、山崎太郎、若松英輔
    https://mishimasha.com/books/9784911226001/

    伊藤亜紗センター長によるまえがきはこちら:
    https://www.mishimaga.com/books/tokushu/005856.html

    <ミシマ社ウェブサイトより>
    文理共創の新しい知のかたちが、ここに。
    東京工業大学の中で、利他研究会が発足してから4年。
    AI、ロボット、情報科学が劇的に進化する時代に、利他はどうありうるのか?

    「漏れる」工学、「野生の思考」とテクノロジー、「共感」を前提とせずに「共にいる」…
    「利他」論考の決定版。

    ◾️みんなのミシマガジン
    中島岳志教授「利他的であること」や伊藤亜紗教授と村瀨孝生さんの往復書簡「ぼけと利他」が連載されていた「今日の読みもの」コーナー、RITA MAGAZINEの発売にちなんで編集協力者が選んだ「明日の一冊」も掲載


    この記事に登場する新旧メンバー:
    伊藤亜紗教授
    磯﨑憲一郎教授
    木内久美子准教授
    北村匡平准教授
    中島岳志教授
    山崎太郎教授
    國分功一郎特定准教授(東工大在籍当時)
    若松英輔教授(東工大在籍当時)